チェロが上手になるクッション(自作)

2021年5月3日

みなさんはチェロの先生から「背筋を伸ばしてください。腹筋と背筋が大切です。体幹をしっかり使ってください」と、よく注意されていることと思います。

チェロを弾く動作はスポーツで体を使っているのと強度の差はあれ、同じ原理です。

でも、普段から体幹トレーニングをしている方は別として、すでに腰痛、肩こりのあるかたは「体幹」といわれても急にはできないですよね。

そんな方にでも「背筋が伸びた、体幹を使った座り」を体験していただけるのが次の方法です。

① 膝がしらの位置が座面より下になるように、チェロを弾くときに座る椅子は高めにします。

② 浅く座ります。(太ももの裏が椅子に着かないくらい)

③ 体重は前のほう(膝の方向)にかかるようになるので、それを両足裏全体で支えます。つま先しか床に着いていなかったり、足がブラブラしているのはダメです。

④ あごの下にりんごを挟むようなつもりで少しあごを引きます。

⑤ 頭が上から引っ張られるような感じで首がのびていきます。

 

こうすると、肩と背中の力がすうっと抜けると思います。

 膝がしらが座面より下にあることが、この姿勢を楽に維持するポイントです。

子供の学習机に合わせる椅子として、膝が下がった姿勢になる椅子も市販されていますが、残念ながらこれではチェロは弾けないので、座禅をする時にお尻の下に入れる枕をチェロ用に少しアレンジしたものを考えてみました。

(「枕なし」の普通のあぐらの姿勢は腰と肩が丸まりやすいですが、2つ折りの座布団でお尻を高くすることでよい姿勢が楽に保てます。) 

チェロ椅子をただ高くするだけだと、座ったときに椅子の縁が太ももの裏に当たって痛いので、良い姿勢を楽に保てる特製チェロ用クッションを自作してみました。

 材料は、

①パイプ枕用のパイプ
②洗濯ネット

これだけです。つまり、リビングにあるお昼寝用のパイプ枕です。

座ったときに前になるところが後ろより少し低くなるように角度をつけて置きます。自分の好きな角度になるように、手でならしてください。

座面の傾き具合、座面の大きさは、入れるパイプの量、洗濯ネットの大きさで いくらでも自分好みにできます。パイプ枕だけだと硬くてお尻が痛い方は、この傾斜の上にふつうのフワフワのクッションを置けばOKです。

パイプ枕が家にない方は、バスタオルをクルクルちょっと太めに巻いたものを、お尻の尻尾の骨の下に入れてみてください。キュッと背骨が立ちますね。

それから、

せっかく膝がしらが低くなるように座ったのに、よい姿勢がずっと維持できず、またいつの間にか腰と肩が丸まってしまう方があります。

普段から、体幹を意識するトレーニングをしてみてください。

 美容と健康のため、チェロのために。