レッスンの後にすぐやることはこれ!

2019年8月21日

みなさん、レッスンの後、次に楽譜を開くのはいつでしょうか。レッスンが終わって、ほっとして、帰宅してから?それとも、レッスン以来初めて楽譜を見るのは、次に楽器を開けるとき?

レッスンに行って新しいテクニックを習ってきた時によくあるのが、

さてさて久しぶりに練習しよう!と思って楽器を持ったものの、

「あれっ、これどうやって弾くんだったかな?」 

「あれっ、先生のアドバイスでこれ、この間のレッスンの最後にはできるようになってたのに、またできなくなってる! どうしたらできるんだったっけ?!?!」 

っていう状況です。身に覚えのある方いませんか?

こうならないためにも、レッスンの後できるだけ直ぐに、まだ記憶が鮮明なうちに習ったことをメモしましょう。

レッスン中に書けるならその場で、レッスン中に書くことができなかったらレッスンが終わった直後でもいいです。それもはばかれるようなら、帰りの車の中ででもOK。

テクニックに関することなら、「あっ、そうか」と思ったことを記憶にあるだけ全部、思い出して書きます。イラストでも文章でもOKです。 

譜面を見ながらだと「ここでこんなこと言われたなぁ」と、ついさっきのことですから芋づる式に思い出せます。 曲想のこと(音楽的なこと、歌わせ方など)でしたら、譜面に書き込みます。

弾くときに使う楽譜にいろいろ書き込みたくない方は、教えてもらったこと・感じたことの備忘録用としてもう一部楽譜をコピーして、レッスンで気づいたことや指摘されたことを全部思い出して書き込みます。

私は学生の頃、レッスン室を出たらそのまま廊下の椅子に座って書き込んでいました。 

今は レッスンをビデオに撮ったり、録音することもできますね。これも便利です。 

ただ、これだけだともう一回見るのにレッスンと同じだけの時間がかかるし、習ったその場でしっかり覚えておこうという気が薄れるかもしれません。

とはいえ、便利なものは何でも総動員して 毎回のレッスンでのアドバイスをご自分の練習に生かしてくださいね。