平均律と純正律
前回までの内容(音程がわかる印をつける)についてさっそくいくつかご意見をいただきました。ありがとうございます!
いただいたご意見は:
- そもそも2本の弦をダブルで弾いてみても、それが合っているのかどうかがわかりません。
- 調弦は一弦一弦チューナーで合わせる方法でしかできません。
- 隣と同じ音がするところにシールを貼ったらなぜか「斜め」になってしまいます
(青い線のように「真横」にならなければならないところが、赤い線のように「斜め」になってしまうんですねぇ)
「う~ん。。。」
これは、指板に印をつけるための下準備:「チューナーに頼らないチューニング=純正律での調弦」が難しい・できない からなんですねぇ。
ピアノやチューナーの音程は「平均律」といって、厳密なことをいうとオクターブ音程以外すべて少し濁って(弦楽器からみると「狂って」)いるんです。
弦楽器が一番きれいに響く調弦方法は「純正律」といい、2本の開放弦を同時に弾いて合わせる方法で調弦します。
ということで、シールを貼っていく作業はちょっとお休みして、次回からチューナーに頼らないチューニングに挑戦してみましょう。(こちら>>)
プロのようにかっこよく調弦しましょ!