平均律と純正律

2022年7月22日

前回までの内容(音程がわかる印をつける)についてさっそくいくつかご意見をいただきました。ありがとうございます! 

いただいたご意見は:

  • そもそも2本の弦をダブルで弾いてみても、それが合っているのかどうかがわかりません。 
  • 調弦は一弦一弦チューナーで合わせる方法でしかできません。 
  • 隣と同じ音がするところにシールを貼ったらなぜか「斜め」になってしまいます

(青い線のように「真横」にならなければならないところが、赤い線のように「斜め」になってしまうんですねぇ)

「う~ん。。。」 

これは、指板に印をつけるための下準備:「チューナーに頼らないチューニング=純正律での調弦」が難しい・できない からなんですねぇ。

ピアノやチューナーの音程は「平均律」といって、厳密なことをいうとオクターブ音程以外すべて少し濁って(弦楽器からみると「狂って」)いるんです。

弦楽器が一番きれいに響く調弦方法は「純正律」といい、2本の開放弦を同時に弾いて合わせる方法で調弦します。

ということで、シールを貼っていく作業はちょっとお休みして、次回からチューナーに頼らないチューニングに挑戦してみましょう。(こちら>>

プロのようにかっこよく調弦しましょ!