開放弦を使ったチューニング【その3】微妙な音程の違いを聞き分ける練習はこれ
Q.「音程の微妙な違い」を ビギナーが聞き分けるなんて 本当にできるんでしょうか。
A.できます!
今回はみなさんに「私にもできるんだ」を体験していただきましょう。
やり方はこうです。
1. A線の弦の一番上ぎりぎり端っこのところを写真のように、1の指で思いっきり押さえます。
押さえる指は、「指板の一番上の端っこにある、弦が乗っている台」と「弦」の両方にまたがって押さえるつもりでぎりぎり端っこを押さえます。
指板に弦をつけることはできないとは思いますが、ぐいっと力を入れてください。
2.左指は力いっぱい押さえたまま、右手できれいにチューニング用の音を出します。
指で押している弦だけ弾きます。
3. 右手できれいな音をゆっくり出し続けながら、左指で今押さえているところを、少しずつ音程が高くなるようにずらしていきます。
押さえる力をいれたまま、指をずらしていきます。秒速1ミリメートルぐらいの速さです。2~3センチも動かせば十分です。
だんだん音程が高くなっていきますね。
ねっ、「微妙な音程の違い」って結構聞き取れるものでしょ。
押さえている場所を何度も上げたり下げたりして、音程の変化に集中して、しっかり聞き取ってください。
左手には力を入れるけれど、右手はいつもの脱力ですよ~
次回は、右手で2本の弦をダブルで弾いていきます。