チェロのレッスンってどんな感じで進んでいくの？
レッスンの進み方の一例です。
こちらは、生徒さんがご自宅でも自主練習を週に３～４回してくださり、月に３回、1回1時間のレッスンに来られるとしたときのだいたいの目安です。
初回～３レッスンの内容（１ヶ月めで弓を持つこと、左手指を広げることに馴れます）
まず始めに習うのが、座り方、上半身の使い方、肩の動かし方など。スポーツ経験者には理解しやすい内容です。同時に弓の持ち方に馴れていきます。左の指の間隔を広げる練習も始めます。
4～9レッスンの内容（３ヶ月目で「メリーさんの羊」がきれいな音で弾けます）
D線（チェロに張ってある４本の弦のうち最初に習う弦です）を正しいフォームで弾く練習をします。左手も正しい音程で指を置けるようにします。D線の各音 レ・ミ・ファ・ソ がきれいな音で弾けるようになります。「メリーさんの羊」が弾けるようになります。
15レッスン目頃の内容（4～5ヶ月目で「キラキラ星」「エーデルワイス」がきれいな音で弾けます）
D線の各音 をマスターしたら、加えてG線の弾き方を習います。G線の各音 ソ・ラ・シ・ド が弾けるようになったら D線とG線を行ったり来たりする練習をします。「キラキラ星」「エーデルワイス」がきれいな音で弾けるようになります。
20レッスン目頃の内容（約半年後「ベートーベンの歓喜の歌」「ディズニーの イッツ・ア・スモールワールド」がきれいな音で弾けます）
その後さらに別の2本の弦も弾けるようにします。それぞれの弦の音の出し方の違いに気をつけ4本の弦の各音すべてがきれいに弾けるようになると入門クラスが修了します。